【オフィス開設_LAN・Wi-Fi_ネット回線】工事の特徴と導入の流れ

2023.07.24

内装工事、WI-Fi工事、ネット回線のイメージ画像

オフィス開設・移設の工事やネットワーク周りの工事を検討している中で、どの業者がどこまで対応しているのか分からずお困りの方もいるのではないでしょうか。ソニックスでは「オフィスの開設や移転」「社内のLAN・Wi-Fi工事」「ネット回線」など工事や導入サポート、保守サポートをワンストップで提供しています。この記事では、それぞれの工事の特徴や導入までの流れ、ソニックスのサービスや導入事例について詳しくご紹介します。

オフィス開設に伴う内装工事

内装工事とは

内装工事はオフィス開設や移転、リニューアルを行うタイミングで必要になる工事です。工事内容は壁や間仕切り(パーテーション)、床、天井を仕上げる工事、電気設備、給排水設備、通信回線、セキュリティ設備、空調設備などが挙げられます。

内装工事現場のイメージ画像

オフィス開設(内装工事)を進める流れ

工事内容や規模によりますがオフィスの内装工事に必要な期間はコンセプトを決めるなどの打ち合わせを含め、全体で1か月~4か月ほどかかります。下記、工事の流れについてご紹介します。

Step.1 コンセプトを決める
まずは内装工事を行う目的を明確化させ、コンセプトを決定します。会社の方向性はもちろんですが、どのような働き方をしたいか・今後社員を増員することなどを念頭に置くことで空間のイメージがしやすくなります。また、目的を明確にすることで、無駄な工事を省くことができるためコスト削減にも繋がります。なお、デスク付近など電源コンセントが不足するとタコ足配線が複数必要になるため、電源コンセントは余裕をもった追加数を検討しておきましょう。(最終的なコンセント数は業者との打ち合わせの中で決定します。)

Step.2 業者選び
コンセプトの決定後は業者を選定します。業者によって得意とする分野や対応している工事内容が異なるため、しっかり確認した上で業者を選定しましょう。また、問い合わせへの返答や現地調査までのスピード感や対応から信頼できる業者か見極めることも重要です。

Step.3 打ち合わせ
内装の設計やデザイン、レイアウト、工事内容について業者と打ち合わせを行います。対象となる建物や部屋の平面図(手書きなど簡易的なものでOK)、具体的なイメージに近い参考画像などがあるとイメージのすり合わせがしやすく、打ち合わせをスムーズに進めることができます。

Step.4 内装工事
業者と工事契約の締切後、工事が始まります。工事内容や工事日程によって通常業務に支障がでる可能性もあるため、事前に内装工事の内容やスケジュールを社内に周知しましょう。また、移設時はなるべく簡単に作業ができるよう事前にオフィス移設のマニュアを作成しておくと安心です。

Step.5 引き渡し
工事完了後は立会いのもと内装部分の仕上がりに問題がないか最終確認をし、問題がなければ引き取りとなります。

ソニックスが選ばれる理由

オフィス開設や移転、リニューアルをする際に複数の業者に依頼するとやり取りやスケジュールの管理が難しくなります。そのためすべての作業をワンストップで提供している業者を選定することをおすすめします。窓口を一つにまとめることで作業の漏れや連携ミスがなくなる、万が一トラブルがあった際も問い合わせ先に迷う心配がない、費用も抑えることができるなどのメリットがあります。
ソニックスではレイアウト変更、床の張替え、電気工事、防犯工事(防犯カメラの設置)などの工事、アフターフォローまでをワンストップで対応しております。

お客様の導入事例

オフィス内のレイアウト変更に伴う『内装工事・配線工事』の事例とオフィス移転に伴う『内装工事・移設工事』の事例をご紹介します。

コンセプトを明確に決めておく

オフィスの用途・従業員数・社風などにより内装のデサインが変わってきます。そのため「開放的な空間でコミュニケーションが取りやすいオフィス」「個々の業務に専念できるオフィス」「息抜きできる休憩スペースの設置」など、あらかじめコンセプトを明確に決めておきましょう。

工事の種類・契約内容を把握する

ビルのオフィス工事は、工事内容によってビルの貸主もしくは借主どちらが「工事費用の負担」をするか、「業者の決定権」があるかが異なります。そのため、業者を選定する前に工事の種類と契約内容を把握しておきましょう。
工事にはA工事、B工事、C工事の3種類があります。A工事は、ビルの外壁やエレベータ、階段といった共有部分の設備のほか、電気やガスなどのインフラ設備なども一般的に含まれ、『費用負担=貸主/業者の決定権=貸主』が対象です。B工事は、オフィス内の空調設備や給排水設備、間仕切り、床材の変更などが含まれ、『費用負担=借主/業務の決定権=貸主』が対象です。C工事は、什器設置やクロス・壁紙の張替え、電話・インターネットの配線工事などが含まれ、『費用負担=借主/業者の決定権=借主』が対象です。ただし、A工事の分類だと思っていた箇所がB工事の分類だったことが判明し、借主側の費用負担になるケースもあるため事前に工事の対象範囲を確認しておきましょう。

移設工事区分の図

不明点を解消してから契約する

契約内容の不明点を確認せずに工事を進めてしまうと途中で大幅な工事の変更が生じ、契約時よりも費用がかかる・工事期間が延びるなどの問題が発生する危険性があります。トラブルを回避するために契約書にしっかり目を通し、契約前に見積書や工事内容、アフターフォローなどサービス内容についての不明点はなくしておきましょう。

社内のLAN・Wi-Fi工事

LAN・Wi-Fi工事とは

LAN・Wi-Fi工事とはPC、プリンタ、複合機、防犯カメラなどの電子機器を接続するためにネットワーク設備を設置する工事のことです。ネットワーク設備には物理的なケーブルで繋がったネットワークの「有線LAN(有線接続)」と無線電波を利用してネットワークを組む「無線LAN(無線接続)」の2種類の接続方法があり、Wi-Fiは無線LANにおける規格統一の一つです。LAN・Wi-Fi工事はオフィスなどの施設内でインターネットを利用するためにも必要で、オフィス開設や移転、規模の拡張の際などに工事が行われます。

LANケーブル、配線工事のイメージ画像

LAN・Wi-Fi工事を進める流れ / 工事内容

LAN・Wi-Fi工事を依頼する場合は、ある程度LAN配線図などの構想を立ててから問い合わせと見積もりを依頼します。工事内容・費用・工事の日程に問題なければ契約締結です。下記、工事の流れについてご紹介します。

Step.1 台数・設置・レイアウトを決める
オフィスではPC・ビジネスフォン・複合機などさまざまなOA機器を設置するためLAN配線が複雑化しています。そのため社内で打ち合わせを行い、設置するPCの台数・ハブ・ルーターの設置場所やLANケーブルのレイアウトを大まかに決めておきましょう。

Step.2 業者選び
業者によって提案内容や料金、アフターサービスなどが異なります。そのため、まずは業者に問い合わせし、大まかな依頼内容を伝えた上で現地調査・打ち合わせをしましょう。現地調査に提案される見積りの費用やサービスに不明慮な部分がないか・要望に沿った工事内容か確認し、業者を選定します。業者選びのポイントとしてオフィスの近くに店舗がある業者やアフターサービスが充実している業者に依頼するとトラブルが発生した際も安心です。

Step.3 工事日程の調整
工事の施工期間はおおよそ数日~1週間ほどかかり、契約書に記載された日時通りに実行されます。しかし追加で作業依頼したい箇所が出てくる可能性や万が一のトラブルを想定して余裕のある日程で調整しましょう。また、「複数の業者に依頼する場合は壁を先に作ったことで壁の中に配線を通す工事ができなくなってしまった」「別の業者が用意した配線が小さすぎてケーブルを通せなかった」などのトラブルを防止するために業者間同士の打ち合わせも念入りに行うことをおすすめします。なお、施工期間は一時インターネットが利用できなくなる場合もあるため、通常業務に支障がでないよう考慮してスケジュールを組む必要があります。

Step.4 工事の実施と最終確認
当日は事前の打ち合わせ内容を基にLANケーブルの配線・接続・設定のLAN配線工事を開始します。工事最終日は現場に立会い、工事完了後に設置箇所や動作などの最終確認した上で問題がなければ工事完了となります。

ソニックスが選ばれる理由

一般的な内装工事業者は配線工事のみを対応している会社が多いですが、ソニックスではオフィスのネットワークの構築から工事、設定、アフターフォローまでワンストップで対応しています。また、配線工事は弱電・強電の両方をお任せ頂けますので、業者間のトラブル回避にも繋がります。さらに、事前に打ち合わせした内容が安定稼働しない場合は、施工後1か月以内は無償で対応しているため万が一のトラブルが発生した際も安心頂けます。

お客様の導入事例

Wi-Fiへの繋がりにくさを改善するための『無線LANのアクセスポイント設置工事』の事例と新事業所の増設に伴う『弱電・強電工事』の事例をご紹介します。

電気配線と有線LANの設置場所

電気配線とLANケーブルが配置されている距離が近い場合、電磁波の影響でお互いが干渉しあい、インターネットの通信速度が遅くなる・接続できなくなるなどの不具合やトラブルが起こる可能性があります。そのため、電気配線と有線LANケーブルは互いに干渉しない離れた場所に設置する必要があります。

オフィスの拡大を考慮する

現状の社員数や会社規模に合わせて工事を実施すると将来的に社員を増員・フロアを拡充する際に現状のLAN構成では対応できずに追加の工事が必要になるケースがあります。そのため、今後社員を増員する・フロアを拡充することを考慮した配線工事の実施をおすすめします。

ネットワーク機器の選定

たとえ高性能のネット回線を利用してもLANケーブル・ハブ・ルーターなどのネットワーク機器が低性能だった場合、本来の性能や通信速度を発揮できません。そのため、ネット回線に適したネットワーク機器を選定しましょう。

依頼業者を一元化する

電話配線やLAN配線、ハブやルーターなどをそれぞれ別の業者に依頼すると不具合やトラブルが起きた際にどこの業者に問い合わせていいか分からず原因の追及や改善までに長い時間と労力を費やす可能性があります。また、仮にハブやルーターを接続した際に不具合やトラブルが発生しても保証が効きません。そのため、LAN配線工事を依頼する際は機器を含め、一つの業者にまとめて依頼することをおすすめします。

ネット回線

ネット回線とは

ネット回線(インターネット回線)とはインターネットに接続するための回線のことで、インターネットを利用するためにはインターネット回線とプロバイダーの契約が必要です。ネット回線の種類は光回線・CATV回線などいくつかあり、それぞれ通信速度・料金やセキュリティ面の充実度など特徴が異なるため注意しましょう。業務を行う上で快適にインターネットを利用するため必要なネット回線速度は、最低でも30Mbps程度求められることが多いため、速度基準を満たしている業者を選ぶようにしましょう。

ネット回線の仕組み図

ネット回線工事を進める流れ・工事内容

オフィスで利用するネット回線では通信速度や回線の安定化が重視されています。会社の規模や用途によって最適なサービスが異なるため使用環境にあったネット回線を選定する必要があります。ソニックスでは主にNTTフレッツ光とNURO Bizのネット回線を取り扱っています。

Step.1 使用環境や用途を固める
上記のようにネット回線の種類は複数あり、それぞれ特徴が異なります。企業に合った最適な回線を選定するために、まずはネット回線の使用環境や用途を固めましょう。

Step.2 業者選び
電気通信工事を取り扱う業者に問い合わせ後、対象の建物が希望する回線の提供エリアに入っているかなど物理的に引き込みが可能か現地調査を行います。見積もりや業者のサポート体制だけでなく、問い合わせから現地調査の日程調整をする段階でも対応の丁寧さ・迅速さなど姿勢がうかがえるので業者選定の基準になります。また、業者選定の際にはアフターフォローをしっかり行っている業者かどうかが重要です。万が一、回線にトラブルが発生するとインターネットが使用できなくなり通常業務に支障が出る可能性もあるため、スピード感をもってしっかり対応してくれる業者を選定することをおすすめします。

Step.3 工事日程の調整
現地調査で問題ないことを確認した後、開通工事の候補日が提示されます。開通工事は予約制で立会いが必要なため、予約は土日に集中しやすく希望日が埋まっているケースがあります。また、引っ越しシーズンは工事業者も繁忙期のため申し込み~開通工事までに1か月以上かかるケースも珍しくないため、十分に余裕をもった日程で調整することをおすすめします。

ソニックスが選ばれる理由

ソニックスは回線種類の選定や現地調査~工事の日程調整などのお客様が不安に感じられる部分を迅速に対応し、長年の実績に基づいた柔軟なアドバイスで最適なサービスを提案しております。また、ソニックスでは新規の回線工事だけでなく、回線の速度が遅い・不安定など現在のネット環境でお困りの企業様向けに無料の「社内LAN・Wi-Fi環境 現地調査サービス」を行っています。現地調査サービスは、不具合の原因などの調査結果をレポートで提示し、問題・課題解決までご提案させて頂きます。ネットが遅い原因から問題解決まですべてソニックスでお任せください。

お客様の導入事例

インターネット回線のスピードが遅い・不安定といった回線のお悩みを改善するための『回線工事』の事例をご紹介します。

通信速度の速さ

快適な社内ネットワークを構築するためには、利用する用途に合う通信速度が必要です。ネット回線の通信速度は「bps」という単位で表現されており、1秒間に転送可能なデータ量(情報量)を表しています。数値が大きいほど回線が速いことを意味しています。一般的にはテキストのやり取りやWebページの閲覧などの利用には10Mbps以上、リアルタイムで情報交換が可能なチャットツールには30Mbps以上、ファイルの共有・大容量のファイル転送やWeb会議システムなどの利用には50~100Mbps以上の回線速度が必要と言われています。また、回線には個人向けと法人向けがあり、法人向けの回線は混雑による通信速度の低下などの影響を受けにくくなるため、社内のインターネット環境を安定化・高速化したいと検討中の場合は法人用の回線がおすすめです。

サービス提供エリア

ネット回線はサービスによって提供しているエリアが異なり、オフィスの所在地がサービスの提供エリア外にある場合は利用できません。また、建物の構造や整備、管理会社からの許可が得られていないなどの理由で工事ができないケースもあるため、事前に提供エリア内か・対応可能かを確認しておきましょう。


業者によって提供できる工事内容やサービスが異なりますが、ソニックスではオフィス周辺の工事やサービスを幅広く提供しています。また、導入後も安心の一か月無償サポートなどのアフターフォローや訪問・電話・メール・遠隔サポートなど対応方法も充実しています。
オフィス環境に関するお困りごとやご不明点などありましたら、まずはソニックスにご相談ください。

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