現代では、仕事をする上でネットワーク環境は切っても切り離せない存在です。Covid-19の影響によりテレワークやWEB会議が普及し、今まで以上に回線速度が遅いことへのストレスを感じることが増えたという人も多いのではないでしょうか。
今回は、円滑に仕事を行う上で改善したい回線速度が遅い原因と対策についてご紹介します。
快適なネット環境を手に入れられない場合、業務効率が下がり仕事に悪影響を及ぼします。回線速度が遅い原因はさまざまありますが、考えられる問題点と対策についてご紹介します。
接続しているパソコン端末に問題がある場合です。使用している端末自体が古く、メモリやハードディスク容量が最新の*OSに対して推奨環境を満たしていない場合やOSがうまくアップデートされていない場合などが考えられます。
【 対策 】
まずは端末のスペック・OSが最新のものにアップデートされているかを確認しましょう。
*OS
コンピュータのオペレーションを司るソフトウェアのこと。
”パソコン””サーバー””キーボード”などのハードウェアと”パソコン内の機能”であるソフトウェアを仲介する役割を担っている。
ルーターには家庭用の安価なものから法人用のものまで、さまざまな種類があります。家庭用ルーターは推奨される接続台数が少ないため、多くのパソコンやスマートフォンなどを繋ぐと回線速度が遅くなります。
【 対策 】
ルーターの種類やスペックに問題ないか、接続台数は適切かどうかを確認しましょう。
有線LANケーブルの接触不良やケーブルの劣化によって通信に不具合が起こっている可能性があります。また、LANケーブルにはいくつかの規格があり、規格によって通信速度が異なります。
【 対策 】
LANケーブルが差し込み口にしっかり繋がっているか・劣化していないか・途中で断線していないかを確認しましょう。また、有線LANを利用している際に回線速度に不具合が生じる場合はLANケーブルの規格を確認しましょう。カテゴリー5eもしくは、カテゴリー6がおすすめです。
もともとWi-Fiの特性として、有線LANに比べると不安定で回線速度が下がりがちです。特にフロアを跨いでの利用、障害物(壁や電子レンジなど)を挟むと極端に不安定になる場合があります。また、Wi-Fiにもいくつかの規格があり、最大通信速度や周波数帯、同時に接続できる機器台数が異なります。
【 対策 】
Wi-Fiの規格や同時に接続できる機器台数・間に障害物がないかを確認しましょう。
上記、4つの原因以外で考えられる原因と対策についてご紹介します。
上記でご紹介した4つの回線が遅い原因と対策を確認して問題がない場合、契約しているインターネット回線やプロバイダーの通信速度が原因の可能性があります。
【 対策 】
近年では、回線の中でも個人向けと法人向けのサービスがあります。企業で利用する場合は法人向けの回線を導入するといった対策もおすすめです。
< その他 速度に関する記事はこちら>
以上、回線速度が遅い原因と対策についてご紹介しました。
ー 回線速度が遅い原因として考えられる問題点とその対策とは?
ー その他、考えれる原因と対策
今回ご紹介した通り、回線速度が遅くなる原因はさまざまあり、たとえ機器を入れ替えたとしても問題点自体を解決しなければ改善されません。そのため、機器の入れ替えや回線の乗り換えの前にまずはじめに問題点を見つける必要があります。ただし回線速度は問題点の切り分けが非常に複雑なため、なかなか改善されない場合は一度業者にご相談頂くことをおすすめします。
ソニックスではセカンドオピニオン(第二診断)からでも承っておりますので、お困りごとがありましたら下記お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。