【セミナーレポート】企業を守る!セキュリティ対策セミナー

2021.10.21

セミナー風景1

先日、東京中小企業投資育成株式会社様より情報セキュリティ対策セミナーのご依頼を頂きました。セミナーでは”サイバー攻撃から企業を守るための情報セキュリティ対策”について、最新事例を交えて解説させて頂きました。
今回は、全四部にわたるセミナーの概略についてご紹介します。

第一部 『 情報セキュリティ対策=経営リスク対策 』

第一部では、サイバー被害の歴史と万が一サイバー攻撃を受けた場合、企業はどのような被害が及ぼされるのかについて解説しました。また、”中小企業ほど狙われやすく”、たとえ被害に遭ったとしても”自己責任の*インフラ”であることをお伝えし、最悪の場合倒産する可能性があるという経営リスクに対する理解を深めて頂きました。

*インフラ
日々の生活を支える、不可欠な基盤のこと。(主な例:公共施設、ガス、水道、電気、道路、鉄道など)

サイバーセキュリティ政策の経緯
出典:内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター  我が国のサイバーセキュリティ政策の概要

第二部 『 直近1年の最新事例から学ぶ現状の確認 』

第二部では、直近1年のサイバー攻撃・最新事例について解説しました。ここでは最新のランサムウェア攻撃の傾向やビジネスメール詐欺・フィッシング詐欺の事例(金融機関やマイクロソフトを装った偽メールの事例)、クラウドサービスで発生した情報漏洩の事例についてご紹介しました。また、『中小企業こそ標的にされる』理由や『近年の被害総額推移や被害報告件数』について解説し、サイバー攻撃は常に近くに潜んでいることへの理解を深めて頂きました。

2020年に公表されたクラウドからの情報漏洩事例99件における原因のグラフ
出典:トレンドマイクロ社「2020年年間セキュリティラウンドアップ」を基にIPAが編集

第三部 復習:対策をする上で再確認

第三部では、多くのサイバー被害はインターネット経由であり、人的な脆弱性も狙われる対象となるため、システムと社内の意識教育ともに対策を取る必要があることを解説しました。

第四部 よくある被害に対する具体策事例

第四部では、従来のセキュリティソフトには限界があり、その上でどのような特性を持ったセキュリティソフトを導入すべきか解説しました。また、その他推奨している機器の特性や脆弱性を潰すための対策、テレワーク時代の情報セキュリティ対策について解説しました。

セミナー風景2
セミナー3

まとめ

今回のセミナーでは90分にわたり、進化したサイバー攻撃の事例やテレワーク時代の対策といった最新情報を交え、企業を守るための情報セキュリティ対策を解説させて頂きました。後日、主催者様側が配布した受講後のアンケートでは、高評価であったという嬉しいご報告を頂きました。
ソニックスのセミナーは『分かりやすい事例・画像』や『クイズ』を交え、最新の情報セキュリティ対策を分かりやすく解説しています。クライアント様向け、社内教育向けといった様々なシーン毎にセミナーをご案内していますので、ご興味ある方はぜひ下記お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

社内LAN・Wi-Fi環境診断
一覧に戻る