【送受信できない!】仕事に支障をきたす迷惑メールの対処法

2021.10.04

大量の資料に埋もれているビジネスマン

仕事において必要不可欠なツールの一つが” 電子メール(Eメール)”です。お客様とのやり取りのメインとして確立している便利なツールである電子メールですが、便利な反面『送受信ができない!』なんてことになると仕事に支障をきたしてしまいます。
今回はそんな電子メールが送受信できなくなる原因の一つである、『迷惑メール』について詳しく説明します。

受信ボックスを圧迫する迷惑メール

メールを利用する際、ほとんどの場合一人あたり(一メールアドレスあたり)の容量が設けられています。相手からメールが送信されるとそれが必要なメールであろうが、迷惑メールであろうが受信メールサーバーに蓄積されるため、迷惑メールによって受信ボックスが圧迫されます。
実際にメールが送受信できなくなるというトラブルの原因の一つに、割り当てられている容量を超えてしまい、送受信できなくなるというケースがあります。そして、送受信できなくなるというトラブル時に原因を調査してみると、この受信メールサーバーが迷惑メールでいっぱいになっているケースが多く見受けられるのです。

大量のメール

迷惑メールの割合は4割超え

前述した迷惑メールでいっぱいになるという現象を裏付けするデータがあります。総務省調べによる『全受信メール数と迷惑メール数の割合』は2021年3月時点で44.58%ものメールが迷惑メールであるという統計が出ているのです。(出典:電気通信事業者10社の協力により、総務省がとりまとめ)
サーバーの容量には限りがあるため、迷惑メールが原因で容量の空きがなくなり大切なメールが受信できないといった事態は避けなければいけません。

迷惑メール対策で最も有効な方法の一つ、メールフィルタリング

メールフィルタリングとは、メールをろ過機にかけるように、『不要なメールを取り除き、必要なメールだけを通す』電子メールに関する機能の一つです。
おすすめの使用方法はメールサーバー側にメールフィルタリングの機能を付加するものです。パソコン内のセキュリティソフトやOutlookなどのメールソフトの仕分け機能を使用すると、メールサーバー側には一旦不要なメールが受信されてしまい、今回のようなケースの対処法としては効果がありません。その点メールサーバー側にメールフィルタリング機能を付加すれば、そもそもメールサーバーに受信をしないので限られた容量を圧迫することなく、設定した容量を必要なメールにすべて使うことができます。

メールフィルタリング

まとめ

以上、受信ボックスを圧迫する迷惑メールとその対処法についてご紹介をしました。

― 受信ボックスを圧迫する迷惑メール
― 迷惑メールの割合は4割超え
― 迷惑メール対策で最も有効な方法の一つ、メールフィルタリング

電子メールは世の中に普及しており、便利だからこそ使用できなくなると仕事に大幅な影響を与えてしまいます。しっかりと対策をすることで快適な仕事環境を整えることができるため、まずはメールフィルタリング機能の導入を検討することをお勧めします。

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