創業70周年記念 金山社長インタビュー

2021.07.01

ソニックス エントランス

ソニックス株式会社は、昭和26年(1951年)に文房具屋『その屋(個人商店)』として創業しました。
その後、事務機・感光紙・コピー機・コンピューター販売など様々な「商材やサービス」で事業を展開してきました。

今回、創業70周年を迎えるにあたり、金山社長に今までの、そして今後の “ 想い ” と “ 展望 ” についてお伺いしました。


金山社長


― 70周年を迎えた今のお気持ちについてお聞かせください。

父・孝道が経営していた文具店の後を継いだ兄・宏(現会長)が、まだ進路を決めていなかった私に語った「私たちの会社の未来」に向かってひたすら頑張ってきました。
変わりゆく時代やお客様のニーズに合わせて商材を変えてきましたが、当時思い描いていたところには到達したと感じています。
また、今後はさらに時代の変化が早まり、今まで以上に「時代の流れ」を読むことが重要になると考えています。

― 会長から語られた「私たちの会社の未来」とは、どのような夢だったのかお聞かせください。

当時は東京オリンピック後の高度成長期真っ只中で、世の中は貧乏でしたが明るく、みんながワクワクしていた時代でした。
また、世襲制の文化が残っていましたので、長男が家業を継ぐのが当たり前の時代でした。
そのため長男である兄は高校卒業と同時に「その屋」で働き、次男である私(当時高校1年生)は、父より「卒業後は大学に行ってサラリーマンになってもいい。」と言われていたので、将来はサラリーマンになるものだと考えていました。
そんな中、兄から「今は小さい文房具屋だけど将来は兄弟で大きな会社にしていこう!」という夢を語られました。そこから1年後の高校2年生の時、私は兄弟で一緒に仕事をする決断をしました。
夢を語り合った17歳の頃から兄とともに我武者羅に走ってきましたが、今もなお当時の “ワクワクする気持ち” を忘れずに持ち続けていることが、70周年を迎えられた今に繋がっているのだと感じています。

次は会社の社員やその家族、そしてお客様と“ワクワクする気持ち”を共有し、100周年に向けて走りたいです。



創業者


― 「時代の流れを読むことが重要」とのことでしたが、社長の“時代の流れの読み方”についてお聞かせください。

ずばり「人間関係の構築」です。
商店を経営していた頃は急激に時代の流れが進み、東京オリンピック後に砂利道がアスファルトに塗装され、下水道が普及されました。
当時、兄と私は新規のお客様を開拓するために日々飛び込み営業を行い、先方に足繁く通うことでお客様と仲良くなり、人間関係を構築していました。
お客様や仕入れ先から信頼を得ることによって現場で様々な情報を収集することができましたし、そこからお客様のニーズを見極め、時代の流れを読むことができました。

― 事業を運用する上で大事にしていることをお聞かせください。

『不易(変わらないもの、変えてはいけないこと)』と、『流行(変わるもの、変えなくてはいけないこと)』です。
「経営理念」で変えてはいけないこと、お客様に提供する「商材やサービス」は時代やニーズに合わせて変えなくてはいけないことだと考えています。

― 変えてはいけない「経営理念」の原点となるエピソードについてお聞かせください。

世間ではバブル時代に突入し、ニューオフィスという風が吹いていた30年以上前に「経営理念」の原点となる考えが生まれました。
当時、兄は『コピー機とFAXの販売部門』で地域ナンバーワンを売り上げ、マスターズを取りました。そして私は『コンピューターの販売部門』で地域ナンバーワンの台数を販売し、マスターズを取りました。
現在のように“ハードウェア”と“ソフトウェア”という言葉はありませんでしたが、私は『お客様の作業を楽にする仕組み』となるソフトウェア(現代でいうRPA)を考え、その際に私たちが販売しているのはコンピューターというハードウェアではなく『ソリューション(問題解決)』だと確信しました。

これがソニックスの経営理念である『中小企業のオフィス環境改善を通じて社会に貢献する』という考えの原点です。



店舗画像


― 『不易』『流行』に対する社長の想いについてお聞かせ下さい。

ソニックスはお客様・仕入れ先とのコミュニケーションの中で時代の流れとなるヒントを頂き、お客様のニーズを見つけてきました。
そして時代に順応した商材・サービスを取り入れたことにより、70年周年を迎えることができました。
『不易』である経営理念、さらにいうとソニックスのビジョンである大家族主義”は変えてはいけないことです。
私は、お客様や仕入れ先や社員、その家族もみんな大切な存在であり、大家族だと考えています。
スピリッツは人に心がある以上、AIの時代が来ても絶対に変わらないと信じています。
『流行』である商材やサービスは時代に合わせて変えなくてはいけないことです。
時代とともにお客様のニーズも目まぐるしく変化します。
もし時代に順応せず文房具の商材だけで事業をしていたら、ソニックスは70周年を迎えることができなかったと思います。

― 最後にお客様に向けて日ごろの感謝のメッセージをお願いします。

数ある業者の中からソニックスを選んでいただき、本当にありがとうございます。
ただの出入り業者としてではなく、私たちの考える“大家族主義”のように気持ちと気持ちをつなげ、ソニックスと長くお付き合いくださり心より感謝いたします。

今後も私たちは物販ではなく、 “購入した物を使い、どのようにして仕事を便利にするのか” という付加価値をつけ、お客様の仕事を “ もっと安心に。もっと便利に。” できるようひと肌もふた肌も脱いでいきたいと考えています。 今後とも、末永くご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

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