平昌五輪が閉幕し、現在はパラリンピックが開会し再び熱戦の火ぶたが落とされている。
しかし、華々しい選手の活躍の裏では、もう一つの戦いが繰り広げられていたのである。
ハッキングや不審なメールなどをはじめとする『サイバー攻撃』が、
平昌五輪関連組織に対して行われていた事が、
米セキュリティ企業のマカフィーにより明らかにされた。
実は今回だけに限ったことではなく、五輪やサッカーW杯など、
サイバー攻撃は世界中が注目するイベントでは恒例となっている。
2012年のロンドン五輪では2億回を超えるサイバー攻撃があったとされている。
そこで浮上してくる東京五輪への影響。
五輪関連団体だけではなく、
電気・交通などインフラにかかわる攻撃や、日本企業へも影響が出るとされている。
もちろん中小企業も他人事であってはならず、
『踏み台攻撃』など、悪気がなくても結果的に不正行為に加担することとなるんです。
様々な被害を考慮したセキュリティ対策を行わなければならない。
海外からは「日本の対策はまだ十分ではない」という、
厳しい意見も出ていることから2020年までにセキュリティ対策を行うことと強くお薦めしたい。

